ルンバのバッテリーチェック2 中古勢編
ルンバがすぐ止まるようになったから、互換バッテリー買ってきて入れ替えだな!ってのはみなさんよくやると思います。
ただ…それまで使っていたバッテリーが、どれだけのレベルで劣化しているのか?
どれくらい容量があるとルンバが何分動き回れるのか?
って気になりませんか?
ということで、今回は古いルンバから取り外したバッテリーのコンディションチェックをしてみた結果をまとめます。
チェック方法
・基本的に放電/充電を5サイクル行う。
・放電電流は機器の仕様により0.4A〜0.5A程度(5Wが最大のため)
・放電終止電圧は12V(バッテリーがニッケル水素12セルのため、1セルあたり1Vと優しめの設定)
・満充電の検出はデルタピーク式
・充電電流は内部抵抗により自動制御で、最大3.5A程度(機器の充電電力スペックが50Wのため)
それでは開始。
まずはルンバ780から取り出した純正バッテリー。
充電しても全く動かない、というハナシでしたが…
これを見る限り、たしかに最初の放電が0なので、自己放電がやたらに多いとは思いますが、例えば毎日使うならそれなりの時間、働ける気もします。
1400mAh程度というのは少ないですが、全く動かない事はなさそう。
かつ回数を重ねるごとに取り出せる電流入る電流ともに増えているので、これは頑張ればまだ使えるレベルだと思います。
はい、次。
この2つは、一枚目が中古ルンバ620に入っていたもの。
2枚目が自宅ルンバ620に使っていたもの。
まーひどいな…って思う。何たって700mAhとか単4サイズのニッケル水素電池かよって感じだもんwww
真面目な話、どちらも内部抵抗値が高く、充電電流が上げられない(上げれば発熱と電圧ばっか上がってしまう)コンディション。自己放電もひどく、満タンにしても三日も動かさないと完全放電ってレベル。
ただこれでもうちのルンバは短い時間ながらも15分くらいは動いていた気はするので、ルンバは案外電気を食わないのかもしれない。
純正バッテリーの容量が非公開なのかはっきりしないけど、なんだかんだで純正バッテリーは長持ちなんだなって思いますし、
例えば安いとはいえ三千円程度はする互換バッテリーを買うよりなら、自分でエネループを12本束ねたパックに廃棄するバッテリーから取り出した温度センサーでも繋いだ自作バッテリーパックを作ったほうが安くて長持ちするかも…とか考えちゃいますね。
いずれ劣化のスピードの早さと、劣化した後の容量の目減りの凄まじさがわかりました。
次回は互換の新品バッテリーについて書こうと思います。それではまた。