独り善がり技術者の独り言

車いじり、電気工作など趣味のことを書いています。

激安ブレーキパッドを眺める

ブレーキローターをちょっといいやつに変えるにあたり、ブレーキパッドはどうしようか?ずっと考えてました。

「んなもんガツンと効くやつにしたらいいんじゃ!」

はい、ワタシもそう思いましたが…が、車が車、高度な姿勢制御がなされていると思われる車。もちろんブレーキを摘む事でやっているでしょう。


となると、あまりに純正からかけ離れた特性のブレーキパッドはやめておこう。

そう考えてノーマルパッドにするつもりでした。


でもなんかいいローターにノーマルパッドももったいないから、とにかくローター攻撃性が低い、高額なパッドも考えました。


しかしなんだかしっくりこない。

高額なパッドは1台分で純正より1万円以上高い。

安価なものは純正より1万円以上安い。ただし怪しいパッドばかり。レビューもなかなか酷い(笑)。

純正互換国産品だと純正より8,000円くらい安い。信頼性も高いがなんだかつまらない。

でも国産が欲しい…


ということで夜通し探していたら、見つけました。試してみたいパッドを…!

それがこちら


うーむ…いかにも安っぽくはない箱ではあるけど、、、調べまくったら実は国産じゃないという情報もあり、なんだか不安になってきた。

でも中身を見てみる。

国産だ、とは書いてないけど日本メーカーの名前がついた説明書が入っている。

このメーカー、調べたところ、年商20億円ほどのブレーキメーカー、らしい…多分。そこそこデカい。ちゃんとHPもある。


リア用パッドのシムは貼り付けられている。パッドウェアインジケーター?もついている。

フロント用パッドはなんもついてない。多分シムはノーマルを使うか、無い…?のか知らんけどまあ減ったら見ればわかるから問題ナシ。

ベースのプレートも薄くないし、精度に難ありな気はしない見た目…だけどフロントの角、めっちゃ削られてる。全面がローターに当たるまで減らすにはかなり時間かかりそう。

わざとなのか、なんか別の理由があるのか…?

ね、フロントのパッド、めっちゃ角落とされてるよね。左右で色が違うのも不思議な感じ。

リアはちょこっとしか角が落とされてない。これくらいなら違和感ないんだけどね。


パッドの材質は

・NAO材(ノン・アスベスト・オーガニック材)

樹脂系をベースとした摩擦材


と書いてあります。けどメタルを使ってない、とは書いてない。

見た感じ、銅色のものが混じってキラキラしてます。

気持ちリアのパッドに銅色が多いように見えます。

触ると指が黒くなります。さて、このパッドはマトモなのか…


高額なブレーキローターに最初に当たるのがこの激安パッド。これでいいのか!?いやこれでいい!!

と、自分に言い聞かせながら、ローターが出来上がってくるのを待ちましょう…


ちなみにこのパッド、送料込み、前後8枚で5,000円以下でした。

ローターは4枚で7万円超の特注品です。

うーん…自分でやってる事ながら不釣り合い…(笑)